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「成功するには成功者の真似をすればよい」は本当か?

統計学が最強の学問である
統計学が最強の学問である

この本は非常に面白かったですが、その中にこんな一節があります。

<次の食べ物を禁止すべきかどうか考えてみましょう>
・心筋梗塞で死亡した日本人の95%以上が生前ずっとこの食べ物を食べていた
・強盗や殺人などの凶悪犯の70%以上が犯行前24時間以内にこの食べ物を口にしている
・日本人に摂取を禁止すると、精神的なストレス状態が見られることもある
・江戸時代以降日本で起こった暴動のほとんどは、この食べ物が原因である



こんな危険な食べ物は、直ちに禁止したほうが良い気がします。

では、この食べ物とはどんなものでしょうか?



実はこの食べ物とは「ごはん」のことです。

ご飯が危険で禁止すべき食べ物?

そんなわけはないでしょう。

つまり、一面だけ単純集計をすると明らかにおかしい統計結果になってしまう。

きちんとした因果関係を把握するには、十分なデータを
もとに「適切な比較」を行うことが必要なわけです。

*  *

こんなバカな結論づけをするわけがないと思うかもしれませんが、
いわゆる自己啓発の分野でも、これと同じような分析が堂々と
されていることが多いことに気が付きました。

「成功した人は読書家が多い」「成功者はテレビを見ないで新聞を読む」
「年収の高い人は朝型生活をしている」ー

「バイアスを掛けずにきちんとデータ」を取れば、
年収とこれらの行動習慣に有意な因果関係も相関関係もないはずです。

成功者のしていること、してきたことが必ずしも成功の
ためのキーワードであるとは限りません。

成功のためのキーワードと呼ぶためには、
その行動様式が普通の人と比べて成功者のほうが
明らかに多く行なっているという十分な量のデータが必要でしょう。

実際、商売柄私の周りには年収の高い人が多いですが、
その人達の行動様式や物事の考え方はまるでバラバラですし、
成功のためにしてきたこともみんな違いますからね。


もちろん、成功している人の行動で良いと思われることを
取り入れるのは非常に良いことだとは思います。

でも、成功していない人の行動でも良いと思われることは
取り入れればよいはずです。

要するに、誰がやっていたにしろ、他人がやっている「良いこと」は
ドンドン取り入れればよいわけです。

何も考えずに成功者がしている行動様式を形だけ真似したとしても
成功に近づくというわけではない。

「成功者の99%は毎朝歯を磨く習慣がある」かもしれませんが、
歯を磨くことが、その人を成功に導いた最大の要因ではないですものね。


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