【長編】なぜ夜中まで働いてもカネが残らないのか:その5 - あなたのファイナンス用心棒 吉澤 大 ブログ

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【長編】なぜ夜中まで働いてもカネが残らないのか:その5

5、付帯費用を入れて利益率を計算したのか?

そうなると製造をしてくれる先がいるな。

自宅に帰り、今まで製作をしてくれた
上海商社の周さんに無料電話・スカイプで電話をしてみた。

もう画面に私の名前が表示されていたのだろう。
電話がつながった瞬間、
周さんはこちらが名乗る前に大きな声でさけんだ。



「ああ、吉田さん。急に独立したと聞いてびっくりしたよ。
でも、うちは是非あなたと商売したいからね。
特別の値段で出すからどんどん注文お願いね」

「ありがとう、周さん。
すぐにでもお願いしたいものがあるんだ。
エムズが御社に頼んでいたときのコストは上代の20%だったよね。
うちもその値段で良いんだよね。」

「・・・・」

数秒の沈黙の後、電話の向こうで周さんは、
ゆっくりと話しかけた。

「吉田さん、今までとはロット(生産数量)が違うので
さすがにその値段では出せないよ。
そうだな、上代の30%だったらいいよ。」

ううん、さすが甘くはないな。

ただ、ネットショップは粗利益率が高いこと
はわかっている。
製作費が多少上がったって十分儲かるはずだ。

「よし、周さん早速作って欲しいTシャツが何点かあるかあるんだ。
そうだな1点につき50枚ずつ作ってくれないか。」

「ちょっ、ちょっとと待ってよ。
そんなロットじゃとても出来ないよ。
最低でも1点500枚はないと作れない。
それにあなただってそんなに少ない
数量じゃ配送料がペイ出来ないでしょうに。」

1点につき最低500枚!
そうだったか。

ネットショップで売り切るのは
チョットキツいかも知れないな。

まあ、しばらくすればシオックスとも
取引が出来るようになるだろう。

ただ、それまでの実績作りの意味でも
とりあえず取り組んでみるのは良いだろう。

あと、配送料とか周さんは言っていたな。

宅配便か何かだろう。
まあいい。今はそんな細かいことはどうでも良いことだ。

「で、支払いはいつまでにしてくれるの?吉田さん」
周さんの声がヘッドフォンの中で鋭く響いた。

「今は独立したばかりで金がない。
でもネットショップは粗利が高いし、
儲かるはずなんだ。支払いは入金後でいいだろう。」

「何言っているの。」
周さんは、まるで幼稚園児を諭す
ようにゆっくりとはなしはじめた。

「いいかい、吉田さん」

「電話だから近く感じるかもしれないけど、
ここは中国だよ。
そんな条件で製作を受け入れてくれる
工場なんてあるわけないでしょう。
全額先払いが条件に決まっているじゃない。」

クソ、そうか、今までデザインと
営業ばかりで支払いのことなんかまったく考えていなかった。

経理のやつらは「早く入金しろ」だの、
せっかくとってきた注文に
「最初は現金で入金しろ」などといちいち言ってきた
意味が少しわかってきたぜ。

まあいいだろう、天下のシオックスが俺にはついているんだからな。

銀行だって喜んで金を貸してくれるはずだ。

★ポイント 海外で生産する場合最低ロットが大きくなりがち。
さらに輸送費などの付帯費用を入れたうえで、
依頼するメリット・デメリットを考える。

【編集後記】

先週の王様のブランチで
「勝間和代特集」が。

雪の日にはさすがに
勝間さんも自転車には乗らないだろう。

テレビ、恐るべし。

このままいくと
いつかホントに「こち亀」に出そう。

実は、私の本の発売日が
勝間さんの「インディでいこう!」(タイトルは変わるようです)の携書版の
発売日とバッティングしてまして。

インディでいこう!
インディでいこう!

儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方
儲かる会社にすぐ変わる! 社長の時間の使い方

どうも、ある人の一言が
きっかけで、携書版発刊に至ったという。

書評ブロガーとしてはすごいことだが、
何してくれんのよ、s兄さん。

私が勝間さんとのんきに自転車談義をしてる横で
ディスカヴァートゥエンティワンの社長とそんな恐ろしい企画が
進行していたとは・・・

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コメント
非公開コメント

スンマセン(涙)

ホンの出来心だったんで、勘弁してください(涙)。

それより、皆が両方一緒に買えば「この本を買った人は~」で、ついで買いが期待できるかも(笑)。
向こうは多分1000円でしょうし。

2008-02-19 00:41 │ from 匿名希望URL Edit

コメントありがとうございます

>>匿名希望さん

いやいや、すごい影響力ですね。

出版社も「書評ブロガーの影響力を
無視できない」と、わざわざ私に
「兄さんと聖幸さんを紹介してくれ」と
言ってくるぐらいなんですから。

干場さんにも「奴は山田真哉を超えるだろう」
といっておいて下さい。e-263

2008-02-19 07:19 │ from ヨシザワURL

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