取り扱い注意!相続時精算課税その2 - あなたのファイナンス用心棒 吉澤 大 ブログ

あなたのファイナンス用心棒 吉澤 大 ブログ ホーム » スポンサー広告 » 遺言・相続 » 取り扱い注意!相続時精算課税その2

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

取り扱い注意!相続時精算課税その2

また、懲りもせず、誰も期待していないのに
税務ネタの続きです。

(ターバン野口の方がアクセスが多いし。

前回「相続時精算課税制度は、ニーズに合う人は
非常に有用だが、多額の相続税負担が予想される
人は相当慎重に適用を」
という話を
致しました。

今回はいつ財産を移転するのがコストが
最も安いのか

という視点でこの制度を
見てみます。

まず、多額の相続税負担が予想される人は
この制度が利用しづらいので、
今回は相続税負担がないか
僅少な人
を想定します。

その人達の相続財産は、大きく分けると
1,不動産
2,現預金
3,自社株
4,その他

に分けられます。

そのうち、金額的にも割合も最も大きいのは
だいたい不動産でしょう。

「財産と言えば自宅と多少の
現預金」という場合も多いかも知れません。



では、仮に相続時に合算されても
相続税の基礎控除以下。

それだったら「自分の目の黒いうちに
贈与をしちゃって、もめ事を減らした方がよい」
と言う発想にもなるでしょう。

これは、大変良いことです。

相続税の納税者は全体の5%のみ。でも遺産分割で
もめるリスクは、全員にあるのですから。


ただ、一つだけ注意しなくてはいけないことがあります。

それは、
移転のためのコストです。

結論から言うと実は

相続の時に財産を移転するのが
移転コストは最も小さくてすむ


のです。

例えば不動産を贈与した場合、不動産取得税という
税金が課税されます。

一方、相続で不動産を取得しても
不動産取得税は非課税です。

また、所有権移転の登録免許税も
贈与の場合は、2.0%なのに
相続の場合は、0.4%ですむのです。

また、財産が相続税の非課税枠以下であれば
不要であった申告が、
この制度を利用すれば贈与時と相続時の
2度にわたって必要なため、
その分税理士の申告報酬が必要となってしまいます。
(うちらはありがたいですけど

一方、生前に贈与するメリットが税金上
発生する場合があります。

それは、賃貸用不動産を生前贈与することで
それ以後発生する収益そのものも移転できてしまう
ということです。
(預り敷金がある場合、負担付贈与となるので注意)

これにより所得分散が行われ家族全体の
所得税が軽減される場合もあります。



もし、生前にどの財産を誰に相続させたいかを
明示したいのであれば遺言を書くという
選択肢もあるでしょう。

ニーズを細かく分析して、コストを
比較しながら遺言と選択、あるいは組み合わせていくことが
必要
と言うことです。

★ポイント 不動産の移転コストは相続時が最も安い!

次回は、「本当に生前に
贈与しちゃって良いのか?」という
視点からこの制度を見てみることにします。

人気blogランキングいつも応援ありがとうございます

 アライアンスLLPセミナー
       7/13(金)


マンダリンオリエンタル東京
     <満席御礼>
【濃縮エッセンス】実務から生まれた即効性のあるスキルをお届け!

クローズド勉強会音源ファイル


コメント
非公開コメント

いつもいつも、ホントに勉強になります・・・。

でも、先生のこの手のエントリーは『マルチユース』の予感プンプンなり(笑)

2007-06-06 10:17 │ from 徳留新人URL

コメントありがとうございます

>>徳留さん

いやいや、まだ「売り先」は
決まってないよ。

どうです、出版社の皆さん。

うちは、相続がテーマでもいけますぜv-218

2007-06-06 20:59 │ from ヨシザワ@手ガネ経営URL

こんばんはv-280

吉澤先生でしたら、一週間で御本が一冊書けちゃいますものネv-218

ところで『はじめての「独立・起業」なるほど成功ガイド』が

↓こちらのブログで紹介されてました。

http://plaza.rakuten.co.jp/nn932261/diary/200705300000/#comment

2007-06-06 21:51 │ from ≪緑の葉≫URL

コメントありがとうございます

>>《緑の葉》さん
いやいや、残念ながら相続がテーマだと
商業出版的にはNGだそうで。ヾ( ´ー`)

雑誌の原稿ならOKかも。(^O^)/

2007-06-06 23:21 │ from ヨシザワURL

トラックバック

http://yoshizawaacc.blog37.fc2.com/tb.php/292-c22e38a3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。