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やらないという選択肢を捨てない

いよいよこの3月決算から
「特殊支配同族会社の役員報酬について
給与所得控除相当額が損金不算入」
になるという
稀代の悪法が適用されます。

この規定を回避する方策としては
大きく分けると

1,一定割合の株式を外部の人にもってもらう

2,役員の半分以上を親族以外の人とする

3,分社等で所得とオーナーの報酬を分散する


ということになります。

影響額も見過ごせませんし、そもそもこの規定自体に
どうにも納得が行かないので、
場合によっては「決算期を変更する」などして
ギリギリまで適用を遅らせてきたのです。

さて、いよいよ適用を目前に回避策を
講じるかの最終判断をするため
お客様と打ち合わせをしていますが、
その中であることに気がつきました。


それは
「いかなる選択肢も排除してはいけない」
ということ。

どうしても我々は、日々税金を取り扱っているため
税金を中心に解決策を考えてしまいます。

しかし、実際に会社というものは、
顧客を獲得し製品を販売した後の結果として
税金を考えているわけですね。

要するに税金を支払うために会社経営を
やっているわけではないと言うことでしょう。

今回の規制も上記のような方策でとりあえず
回避は出来ます。(事実認定は別にして)

ただ、そのこと自体が会社経営上節税以上の
デメリットがないか考慮することを
忘れてはいけません。

例えば、高額の不動産を所有する会社の
株式を外部の人に持ってもらった場合、
どうやってその株式を取り戻すのか?

あるいは、株主代表訴訟や帳簿閲覧権を含め
経営のハザードとなることは絶対にないのか?

また、頭数を揃えるためだけに
一部の従業員を役員にすることで
会社全体のモラールがダウンしないか?

など全体最適を考えた上での
対策を取るかどうかを考えないと
いけない
と言うことですね。

ですから、あまりにこの規定に
納得がいかないからと
「何がなんでもこの規定を回避する!」
ということではなく、
残念ながら「熟慮の結果何もしない」という
選択肢も最後まで捨ててはいけないと言うことです。

あくまでも節税は手ガネを増やすための手段、
経営の目的ではないのですから。


税金にかかわらず、プロフェッショナルに徹すれば
するほど自分の専門領域優先の解決策を講じてしまいがちです。

しかし、どんな業務に従事する方も
全体最適を目指すのであれば、俯瞰的にものを見て、
自分がどの位置の業務を行っているのかも
見つめてみる必要があるのでしょう。


と、常に思いながらもチョイチョイ間違えるので
反省しながらまた書いてみます。


ただ、来期からは適用除外の
基準所得金額が1,600万円以下
引き上げられます。

その上で、お客様の適用可否のリストをみてみると
ますます「一人法人化による節税封じ」
という趣旨とは全く関係のない会社のみが
この規定の適用を
受ける
ようになっていきますね。

やっぱり納得いかないぞ!!

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コメント
非公開コメント

第4回サミットに

参加しないという選択肢を捨てない

というのはダメですぞい!!

2007-03-26 13:18 │ from 徳留新人URL

コメントありがとうございます

>>徳留さん

うっ、そう来たか。e-263

それじゃ、最後の最後まで
選択肢は捨てないことに。v-218

そういえば、5296君も
そんなこと言っておきながら・・・

2007-03-26 17:09 │ from ヨシザワURL

こんばんはv-280

起業する上で『手ガネ経営で勝ち残る法』v-354

読まないという選択肢は捨てないv-221

絶対「ブックオフ厳禁」v-12

2007-03-26 20:01 │ from ≪緑の葉≫URL

コメントありがとうございます

>>≪緑の葉≫さん

毎度宣伝ありがとうございます。(^^)

あのサインは世界に一冊よ。

あっ、もう一冊あった。

5296君の所に。e-263

2007-03-26 20:04 │ from ヨシザワURL

吉澤さん、こんばんは。

えーっと、私が会社を作る頃には、大丈夫ってことですね(笑)?

いや逆にもっと締め付け厳しくなってたり(汗)。

2007-03-26 21:32 │ from smooth@マインドマップ的読書感想文URL Edit

コメントありがとうございます

>>smoothさん

おそらく数年で実質的に
なくなるんじゃないですかね。

早く「昔はおかしな規定があったんだよな」
って言いたいですね。(^O^)/

2007-03-26 21:50 │ from ヨシザワURL

コメントありがとうございます

>>smoothさん

おそらく数年で実質的に
なくなるんじゃないですかね。

早く「昔はおかしな規定があったんだよな」
って言いたいですね。(^O^)/

2007-03-26 21:50 │ from ヨシザワURL

ごもっとも

税金は適切であれば、ぜひ払いたいです。
ただ、ピークのスェーデンは、所得を上回る税負担のケースもあったそうです。
国も、中小企業を活かして、稼ぐという発想を持って欲しいですね。

2007-03-27 11:03 │ from ニタ@教えて会計URL Edit

ん?何ですか??(;一_一)

さて・・・

>5296君の所

『ブックオフの所』に訂正願いますm(__)m。
資源は大切に!!
地球に優しいDOOR5296ですから!!

2007-03-27 15:29 │ from DOOR5296URL

コメントありがとうございます

>>ニタさん

>税金は適切であれば、ぜひ払いたいです。

「ぜひ」はないでしょう。e-263

支払わないですむならねえ。(^^)

2007-03-27 19:01 │ from ヨシザワURL

コメントありがとうございます

>>5296さん

売るなら、サインのない方にしろ!e-281


その方が高く売れるだろう!e-263

2007-03-27 19:03 │ from ヨシザワURL

けだし名言ですね

「やらないという選択肢」

またまた、いい言葉を教えてもらった♪

めんどくさがりやの私としては

やらないことの良い言い訳になりますv-10

2007-03-28 21:29 │ from kimutax@税金まにあURL

コメントありがとうございます

>>木村さん

若い頃は、何が何でも節税すること
ばかり考えてお客様に注意されたことも。(^_^;)

目的と手段を間違えちゃいけませんね。

2007-03-28 22:32 │ from ヨシザワURL

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