2006年09月06日 08:20

まだまだ書籍の宣伝で引っ張る吉澤です。

今回はただの宣伝ではつまらないでしょうから、
ちょっとだけ出版業界事情を絡めてお話を。
多くの場合、卸売業者である取次店が
出版社から書籍を先ず購入します。
その上で、一般書店にさらに販売がされるわけです。
しかし、なにせ一日200冊もの書籍が毎日毎日
発売がされるので、それをどの書店にどれだけ
振り向けるかを決めるのは結構大変なことです。
そこで、書店の規模をランク付けし、初版数によって
大体の購入数量と、ランクに従って
それぞれの書店に配本する冊数を
取次店と出版社で決めています。
これをさらに、都市型店舗での配本を厚くするパターンや
郊外店舗の配本を厚くするなどのパターンも
出版社と取次店で決めているのです。
つまり、まずはベースとなる数量については、
この「パターン配本」
に従い、全国の書店に撒かれることになるわけです。
実は、あるルートからこのパターン配本表の見本を
入手したのですが、この配本数量が、意外と少ないんですよ。

超大手の書店を除けば、一般的なビジネス書だと
ほとんど配本されても1冊、多くても3冊ぐらいですね。
もちろん、この他にも本は店頭に並びます。
これは「事前注文」というもので、事前に出版社が
流したFAXDMを受けて、書店が独自にパターン配本分に
追加して注文を入れているのです。
大体、平積みになっているような本はこの
事前注文分が加えられていると考えて良いでしょう。
つまり平積みの数量を
を見れば、その書店がどれだけ本気でその本を売ろうと
思っているかが分かります。
逆に言えば、パターン配本分しかおかれていないと言う
ことになると、その書店はその本を余り評価していない
と言うことです。

そこで、著者としては、まずは大手書店を
回ってどれだけの数量が平積みになっているかを
知ることで、
大体どの程度の事前注文があったのかが
把握出来るわけです。
(別に出版社に
聞いても教えてくれますけどね
)と言うわけで、私も発売直後の
日曜日に、いろいろ書店周りをしてみました。
まずは、自分の家から近い
紀伊国屋北千住店に。
ちょうどビジネス書担当の人がいたので
「おはようございます。実は
私はこの本の著者なんですよ。
よろしくお願いしますね。
で、どれくらい入ってますかこの本?」
なんて挨拶をすると・・・
「ああ、3冊ですね」
(まずい、完全にパターン配本分じゃん。)
う〜ん、幸先悪いな。
その後、秋葉原のヨドバシカメラの
上にある有隣堂に。
すると、おお、結構あるね。
1,2,3・・・10冊か。
そこそこあるね。
ただ、独立・起業のコーナーに
あると思っていたら、企業経営の
コーナーに。
明らかに、独立・起業の
方がマーケットは大きいのに。
やっぱりちょっと不安。
不安を引きずりながら、次に八重洲ブックセンターに
行くと・・
(おお、あるね、あるね!)
新刊コーナーに10冊。さらに
独立・起業のコーナーにも
10冊の合計20冊!
やっとテンション復活!
勢いに乗って、次は丸の内の丸善本店に!
すると、「おお〜、こっちの方が
もっとあるじゃん!!
」2,4,6・・・
25冊は入っている!!
何もキャンペーンをしていないのに
これはかなり多いぞ。

(後日追加分:木曜日に立ち寄ってみたら
さらに「新刊・話題の本」というコーナーにも
10冊。合計で35冊も入っている!
ありがとう!丸善丸の内本店!
私は、これからは本は全部ここで買うぞ
)「前回よりも多いかも。すごいじゃん。」
と思ってみると
その手前には、大前研一氏の
新作が200冊くらい山積みになってました。

さすがにレベルが違いすぎますね。
その後も新宿紀伊国屋では20冊
よく見るとそのそばに
こんな本達も。
オール図解 いちばんやさしい個人事業のはじめ方

起業を成功へと導く 経営コーチ

書店は売れなくなった瞬間に
容赦なく返品するので、
一定期間経過後には、
1冊でも在庫されているだけで
すごいこと。
それが平積みになっていると言うことは
ものすごいことなんですよ。みなさん。
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コメント
税理士の明石です。 | URL | -
こんにちは、大阪の明石です。
ありがとうございます、本日届きました。
まさか、頂けるとは思っていませんでしたのでびっくりしてます。
今後とも、宜しくお願いいたします。
まずは、取り急ぎお礼まで。
( 2006年09月06日 16:45 [編集] )
smooth@マインドマップで読書感想文 | URL | Mh5FjhoU
吉澤さん、こんばんは。
>ただ、独立・起業のコーナーに
>あると思っていたら、企業経営の
>コーナーに。
タイトルだけ見たら、この本は経営に置かれちゃうような気も。
ていうか、私も以前タイトルだけお伺いした時点では
経営本だと思ってました(汗)。
タイトルは、バイトのおばさんが見ても、
棚、間違わないようにしてあげると良いらしいです。
どっちの棚?と迷うようなら、間違いなく書店によっては
棚が別れる可能性大。
またその場合、本のタイトルだけ知ってて、
リアル書店で想定している棚に無くても、
ちょっと探して見つからなければ、
買ってもらえないケースもあります。
タイトルがビミョウな場合は、書店にFAX流すとき、
棚を指示するとか。
・・・全部土井さんの受け売りですが(爆)。
( 2006年09月06日 17:35 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>明石先生
わざわざのご連絡
ありがとうございます。
土曜日にお会い出来ることが
楽しみです。
( 2006年09月06日 18:10 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>smoothさん
こんばんは!
ご存じの通り、タイトルも著者には
全く決定権はないわけで。
本当のことを言うと、私は
既に起業した人向けの本を
書きたいのですが、起業マーケットを
取り込もうと紆余曲折を
経るうちにこういうタイトルになった
のだと思います。
あとは、出版社の営業の方に
頑張ってもらうだけですね。
( 2006年09月06日 18:13 [編集] )
中川隆政 | URL | -
吉澤先生へ
税理士の中川です。
今日郵便で本が届きました。
びっくりしました。
ありがとうございます。
しかし・・・実は2日土曜日、あおい書店博多店で購入してたのですよ。
2冊になっちゃいましたから、友人の税理士に先生の宣伝をかねて渡しますね。
( 2006年09月07日 13:28 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>中川先生
買ってくれてたんですね。
ありがとうございます。
まず、雑誌社と前作の
レビューを書いて頂いた方に
優先して送っていたら
手許の本がなくなっちゃったのです。
サミット参加者すべてとは
行きませんが、前作をPRして
くれた方にも遅ればせながら
送付させて頂きました。
( 2006年09月07日 16:37 [編集] )
若手税理士 | URL | -
ヤバイ!『経営コーチ』が埋もれてる〜!!
でもご紹介ありがとうございます。
ところで、昨日書籍を送っていただきましてありがとうございました。
とても勉強になりそうですね。
一言一句かみ締めて読ませていただきます。
( 2006年09月07日 19:07 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>若手税理士さん
いやいや埋もれていると言うことは
実際に売れていると言うことですから。
あと、秋葉原の有隣堂でも
結構な数が平積みにされてましたよ。
( 2006年09月07日 19:18 [編集] )
こちら中小企業総務部 | URL | -
こっそりと紹介しました
吉澤先生、こんばんは。
サミットまであと2日、当日が楽しみですね。
ところで、「手ガネ経営」の本、まだ全部読めていません。サミットまでに全部読めるかな… がんばります!
http://blog.livedoor.jp/sf9181/archives/50241052.html
( 2006年09月07日 20:01 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>こちら中小企業総務部さん
読み終わるまでは
乾杯に参加出来ませんよ。(^^)
( 2006年09月07日 20:03 [編集] )
smooth@マインドマップで読書感 | URL | Mh5FjhoU
吉澤さん、こんばんは。
タイトル、確かに著者さんには、決められませんよね(涙)。
まぁ、次回からは「土井英司氏が〜」みたいな風に言ってみるのも手かも(笑)。
>起業マーケットを取り込もうと
それもある意味しょうがないですよねー。
パイの大きさが違うし・・・。
いやー、本出す気もないのに勉強になります(笑)。
それと、アマゾンのセット販売の件、「平成・進化論。」やBBMのように、○冊単位で売っちゃうメルマガで紹介されると、恐ろしく影響受けるみたいです。
一番怖いのはやはりテレビみたいですが。
野口さんの本のこと、土井さんもメルマガで書いてましたよね。
( 2006年09月07日 21:24 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>smoothさん
こんばんは!
あれだけの読書量と文章力、
それとブックマーケティングの
知識もあって何でご自身で
執筆なさらないのでしょう
私などよりはるかに
読者に有意義な本が
かけると思うのですが。
もちろん、誰もが
本を書く必要があるとは
思いませんが。
( 2006年09月07日 23:06 [編集] )
加藤厚 | URL | -
名古屋の税理士の加藤です。
昨日はお疲れ様でした。最終の新幹線で帰ってしまいまして、根性が足らず申し訳ありません(笑)
遅くなりましたが、著書『オール図解いちばんわかりやすい個人事業のはじめ方』の画像をアップしていただき、感謝しております!
販売するには、綿密な戦略があるわけですよね。共同だと特に大変だと言うことが、共感?できてよかったです(笑)
今後とも、よろしくお願いします。有り難うございました。
( 2006年09月10日 23:06 [編集] )
Yoshizawa Accounting Office | URL | -
コメントありがとうございます
>>加藤先生

いやいや、私は全然経験はないですから。
苦労なんてわかりません。
ただ、私の「共著嫌い」が加速した
ことだけは間違いありませんね
( 2006年09月11日 18:45 [編集] )
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