更新型保険は本当に無駄なのか? - あなたのファイナンス用心棒 吉澤 大 ブログ

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更新型保険は本当に無駄なのか?

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●更新型保険って何?

生命保険には、大きく分けて被保険者が
死亡した際に保険金が下りる死亡保険と
被保険者が一定期間生存した場合に
保険金が支払われる生存保険、
そしてそれらを混合した生死混合保険に分けられます。

また、死亡保険は保障期間の
定められた定期保険
その保障期間を生涯とする終身保険に分けることができます。

そして、この終身保険をベースに
必要保障額の大きい時期に
定期保険を組み合わせたものが
定期付き終身保険です。

さらに、この定期保険の
保障期間を長くとり、
その期間中の支払い保険料を
変えないものを「全期型」、
当初の保険期間を短くとった上で
期間満了後に更新を繰り返し、
その都度支払い保険料を
上昇させていく「更新型」に分けられるのです。


●マスコミの論調では・・・

日産生命や東邦生命が破綻し、
生命保険契約に世間の注目が集まると、
マスコミの中には、
この定期付き終身保険を
「今まで50,000千円の保険に入っている
と思っていた人が、60歳になった途端、
保障額が20分の1になってしまう。

今までと同じ保障にしたければ
保険料は今の2倍なってしまう
恐ろしい保険」だとか、
特に更新型については、
「最初は安い保険料だと
思って加入したのに、
すぐに更新が来てどんどん保険料
が上がっていく詐欺まがいの保険」
とエキセントリックに
論じるものも見られました。

結論から言ってこれは、
商品の特性については事実です。

ただ、保険には収支相等の原則というのがあり、
加入者全員から預かった保険料と
支払われる保険金額は同額になるよう
にそもそも支払保険料は計算されています。

(現実には、エライ高い事業費が
搾取されていますがね)

よって、保障額が少ない保険は
そもそも支払保険料も安くなっているはずです。

生涯にわたって保障がある終身保険
と若年層の10年更新型保険の保険料が
同じであるというのであれば、
「10年更新型保険は詐欺だ」
という論調にも賛成できますが、
そもそも支払保険料が全然違うのでは・・・。

それこそ、10年更新型と同じ保障額の
終身保険に加入したらいくら
若くても保険料はそれこそ
数倍にアップすることでしょう。


●確かにひどい加入例もある


以前、私のお客様の生命保険加入状況
を見させていただいたところ、
その方は独身で80歳のお父さんと
暮らしていたのですが、
何とそのお父さんを受取人と
する10年更新型の
定期付き終身保険70,000千円
(うち終身は3,000千円のみ)に加入していました。

いったい、お父さんは息子が
先に亡くなってそのお金を
もらってどうしようというのでしょう。

それも、終身保険や全期型の定期保険で
あればであれば若くして加入することに
より保険料負担が無理なくできる
(総額は大きくなりますが)
という説明も成り立ちますが、
10年更新型では若くして
加入する意味もありません。

実際に販売したセールスレディに
そのことを正したところ、
二度とその会社には現れなくなりました。(^^)

これは、明らかに顧客ニーズを
無視した生保会社本位の販売戦略であり、
このような販売を続けている限り、
批判をされても仕方のないことでしょう。

ただ、私は、更新型の定期保険自体
を批判するのはおかしいと考えています。


格安な料金で高額の必要保障額を
カバーできる保険は使い方によっては、
有用な商品となるからです。


●必要保障額についてもう一度考えてみる

そもそも必要保障額というのは、
その人のライフステージで
大きく変化してくる
はずです。

小さな子供が生まれたばかりの世帯主は、
必要保障額も高額となりますが、
子供が育つに連れその間の
死亡リスクはなくなるので
必要保障額は毎年逓減していくはずです。

ですから私は、
若年層には、常に保障額が同じ
定期保険よりも割安な保険料で、
一定の期間までは、いつ死亡しても
死亡後遺族は毎月定額保険金が受け取れる
「収入保障保険」や、
毎年保障額の減少していく「逓減定期保険」をおすすめいたしております。

ただしインフレには弱いので、
状況に応じて後に保障額を増額する
必要もあるでしょう。

別に更新型の定期保険でもかまいません。

更新の度に保障額を減らせばよいだけのことです。

私自身も現在、
保険料の割安な県民共済保険
と某外資系生命保険会社の収入保障保険、
そして健康体割引のついた
10年更新型の定期保険で
必要保障額をリーズナブルに満たしています。

もちろん更新時には、
保障額を減額しそのときの
必要保障額にあわせて行くつもりです。

保険料節約分がきちんと
貯金できればいいのですが・・・

どうして、
30歳にもなって立派に大人になった子供
によちよち歩きの子供と同じ養育資金
を残す必要があるのでしょう。

「保険金を子供に残したい?。」
残すのは預金にして下さい。
保険は、そもそも損失の穴埋めに使う
ものでそれで財産を作るものじゃありません。

天寿を全うしても支払保険料以上の保険金を得ようと言うのでしょうか。

それに、長生きをして生命保険料が
無駄になったということは、
人生においては幸せなこと何じゃないですかね・・・。

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コメント
非公開コメント

吉澤さん、こんばんは。

私も大学の友人の頼みで入っていた保険の期間が切れたのを機会に、一気に契約を見直して、都民+外資で安くしてしまいました。

ぶっちゃけ、ヨメは手に職があるので、一番怖いのは私が亡くなることより、寝たきりになることだったりします(汗)。

2006-07-18 22:52 │ from smooth@マインドマップで読書感URL Edit

コメントありがとうございます。

>>smoothさん

保険ってよく考えると、住宅ローンの
次ぐらいに支払総額の
大きな費用なんですよね。

それなのに、有利不利よりも
つき合いで入っている例も多い。

あと、最近は銀行が融資と
バーターで無理矢理保険を
売りつけるのは何とかならないですかね。

金融庁に電話してやろうかと
思うことが何度もあります。

2006-07-19 12:09 │ from Yoshizawa Accounting OfficeURL

先生、参加表明されていないのですが、もしよろしければお願いいたします。

なお、記事の内容に関係なかったことをお詫びいたします。

2006-07-22 13:11 │ from 第2回税務会計系ブロガーサミットを開催することとなりましたURL

コメントありがとうございます

>>税務会計系ブロガーサミット様

わざわざのお誘いありがとうございます。

返事は、ブログの方にしておきました。

2006-07-22 13:26 │ from Yoshizawa Accounting OfficeURL

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