ボツ原稿に愛を込めて(≧▽≦)その1-世界一簡単なフリーキャッシュフロー理解術 - あなたのファイナンス用心棒 吉澤 大 ブログ

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ボツ原稿に愛を込めて(≧▽≦)その1-世界一簡単なフリーキャッシュフロー理解術





-「手ガネ経営」で勝ち残る方法-


●利益よりもフリーキャッシュフロー重視へ



「決算書上は利益が出ているのに、なぜかお金がない!」

なぜそんなことが起きるのでしょうか??

それは「利益」と「資金」が必ずしも一致するとは
限らないからです。


そのことから、従来の損益計算書だけではなく、
最近では資金の流れを表すキャッシュフロー計算書が
作られる場合が多くなってきました。

でも、あれってちゃんと意味がわかりますか?

よくわからないという人も多いでしょう。
今回は、そんな方には是非お読み頂きたい内容です。


●まずは、教科書的なキャッシュフロー分析法から

まずは、教科書的にキャッシュフロー分析法について
解説してみましょう。

「キャッシュフローとは、その言葉の通りお金の流れのことです。
実務上は、このキャッシュフローをその発生源泉別に
営業キャッシュフロー、
投資キャッシュフロー、
財務キャッシュフロー
に分けることが出来ます。

この営業キャッシュフローとは
営業活動から生じた資金の増減を表し、
投資キャッシュフローとは投資活動から、
そして財務キャッシュフローとは
借入金等の資金調達及び返済の差額を表しているのです。

その上で、この営業キャッシュフローと
投資キャッシュフローを加えたものを
一般にフリーキャッシュフロー
と言います。

このフリーキャッシュフローという
概念は非常に大切です。

なぜなら、これこそが、
企業が自由に利用することが
出来る資金に他ならない
からです。」

どうでしょう?

このような説明でご理解頂けたでしょうか

おそらく多くの方はイマイチピントこないでしょう。

では、そんな方のために
「吉澤式・誰にでもわかるフリーキャッシュフロー」
についてご説明致します

きっと、小学生でも計算出来るはすですから。

●フリーキャッシュフローって結局何?

まずフリーキャッシュフローと言う
言葉だとイメージが湧かないですよね。

そこで私は面倒なのでこれを「手ガネ」と呼んでいます。

これが、会社にとって自由に使ってよいお金ということです。

要するに1年間頑張って会社はいくら
「手ガネ」=自由に使って良いお金を増やしたかを
知ることがキャッシュフロー分析の根本と言うことになります。

経営者としては、この会社が潰れないための
エンジンである「手ガネ」をどれだけ獲得出来たかと
いうことが最も重要視しなくてはいけないと言うことです。


それでは、どうやって「手ガネ」を計算すればよいのでしょう。

我々会計の専門家は、2期間の貸借対照表と
直近の損益計算書から精算書を作成し、
そこからこのフリーキャッシュフローを計算します。

しかし
「手ガネ」の金額を知るだけならば、
決してそんな面倒なことは必要ありません。



●誰でもわかるフリーキャッシュフロー計算式!

ズバリそれは、

現預金の増減-銀行借入金の増減=手ガネ

と言うことです

どうです?
一気に自分で計算してみる気持ちになったことでしょう。

それではもう少し具体的に説明してみます。

まずは表1の例を見て下さい。

この手ガネの金額を算定するだけであれば、
決算書をすべて見る必要はありません。
見るのは、現預金の残高と銀行借入の残高だけで構いません。

まずは、2期間の現預金の増減に着目します。

現預金が期首と期末で1,000万円増加しています。

しかし、同時に借入金も800万円増加している
ことがわかるでしょう。

すると手ガネは1,000万円-800万円=200万円となり、
1年間一生懸命活動をして200万円の手ガネを
獲得したと言うことになります。

今度は表2をご覧下さい。

こちらは現預金が500万円減少しています。
しかし借入金が1,500万円同時に減少します。

すると手ガネは△500万円-△1,500万円=1,000万円
ということになるのです。

<表1> <単位:万円>
       現預金    銀行借入金
前 期 末   500       1,000
当 期 末  1,500       1,800


<表2> <単位:万円>
       現預金    銀行借入金
前 期 末   1,000      3,000
当 期 末    500      1,500

表1は現預金残高が増えていて、
表2は現預金残高が減っているため、
第一印象はなんとなく表1の方が
良い会社のように見えますが、
現実には表2の方が手ガネを多く獲得出来た
良い会社だったと言うことです。

もし、「なぜフリーキャッシュフローが増減したか」
という細かい理由を知りたい場合には、
現実にキャッシュフロー計算書を作成した
顧問税理士などから解説を受ければ十分でしょう。

経営者の方は「手ガネ」の金額だけを
常に把握しておけばとりあえずは十分です。


いかがですか?

難解だと思っていたフリーキャッシュフロー分析
も実は根本はそれ程難しいものでもなく、
「手ガネ」というものを会社の目標数値
とすることが十分出来るのではないでしょうか。





ああ、ちなみにこの記事も
8月31日発売の
「起業家のための手ガネ経営で勝ち残る法」
ボツ原稿です。(T T)


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コメント
非公開コメント

手がね、分かりやすいですね。

専門用語を簡単に説明するって
いとむつかしですわい。v-12

2006-07-31 19:39 │ from ママさん税理士URL

吉澤さん、こんばんは。

最後まで読んでいて「ボツ」とわかってポカーンであります(笑)。

どこがアカンかったんでしょうか?

ちなみにワタクシもリーマン時代に、新入社員教育で「入金の重要性」みたいなお話の講師をしました(笑)。

結構頑張って資料とか作ってみたり。

あ、もちろん今のうちのブログみたいなテイストじゃないですよ(笑)。

2006-07-31 19:59 │ from smooth@マインドマップで読書感想文URL Edit

コメントありがとうございます

>>ママさん税理士さん

こっちは当たり前と思っている
用語ほど説明がむずかしいんですよね。

ちなみに「キャッシュフロー」と言う言葉は
もうはやらないとのことでした。

はやらないと言われても、他に
どういえば良いのでしょうね。e-263

2006-07-31 20:15 │ from Yoshizawa Accounting OfficeURL

コメントありがとうございます

>>smoothさん

最大のカット要因は
ページ数オーバーです。

悔しいので発売まで
ボツ原稿のうち何点かを
ここにアップします。

キャッシュフローと言うことばを
使うなと言われ、
この部分をカットしたのに
最終的なタイトルが「手ガネ経営」
となっていたので、
えらいビックリしましたよ。e-263

そのため、あまり「手ガネ」ということば
は本文には出てきません。

人によっては、なんでタイトルに
「手ガネ」なんていうことばが
入っているの?と思われるのでは。

「実は、ここでつながっていたのね。」と
いう裏舞台を紹介してみました。

それと今のsmoothさんのテイストの
新人研修用資料があれば
大絶賛だと思いますよ。e-413

2006-07-31 20:22 │ from Yoshizawa Accounting OfficeURL

吉澤さん、こんばんは。

そうですか、ページ数ですか・・・。
ある意味物理的な理由なんでしょうがないといえば
しょうがないですけど、ねー・・・。

今さらタイトルがどうこうというのはないですが、
私だったら、金森重樹さんがやられてたように、
短期間でPPC打って、反応がいいものにしますね。
・・・って本出さないって(涙)。

新人研修の時は資料もですけど、話し方に注意しましたね。
スピードやトーン、声量が一定だと眠気を誘うので、
色々変化つけてやりました。

2006-08-01 19:47 │ from smooth@マインドマップで読書感URL Edit

コメントありがとうございます

>>smoothさん

>今さらタイトルがどうこうというのはないですが、
私だったら、金森重樹さんがやられてたように、
短期間でPPC打って、反応がいいものにしますね。

実は、この話は第一作の時に
提案したんですよ。でも、思いっきり
スルーでしたね。(T T)

2006-08-07 20:02 │ from Yoshizawa Accounting OfficeURL

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フリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローは、その企業が本来の事業活動によって生み出すキャッシュフローのことである。会計上の当期利益は、実際に企業に入ってくる純現金収入とは一致しない。減価償却や設備投資によって、実際の資金の出入りと利益額にズレが生じるためである。フリーキャ

2006-09-09 09:34 │ from 東急不動産東急リバブル不買宣言

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